全国の湖や池で大量に発生し、やっかいものとなっている藻だが、
バイオエネルギーとして利用できないかという研究が広がっている。
中でも注目されるのが「ボトリオコッカス」。太陽光を受けてCO2を
吸収し油を作りだす特性を持つ。
中でも沖縄産のものは乾燥重量の約45%の油を作りだすという。
石油を作る藻類の研究は米国で70年代後半から始まったが、
実用化されるには至らなかった。
ネックとなったのはコストだったが、温暖化問題が注目される中、
再び脚光を集めるようになった。
この「沖縄株」は筑波大学が中心になって研究を進めているが、
オランダやフランスなど、11カ国の研究チームが共同研究に乗り出す
といい、コスト問題など実用化に向け、研究を進める。
やっかいものの藻がエネルギーとして利用されれば、一石二鳥である。
さらに研究が進むことを望みたい。

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