CATEGORY

原発問題

  • 2016年2月20日
  • 2021年4月21日

福島原発事故で自ら被災者となった女性映画監督が自らの妊娠、出産を描いたドキュメンタリー今春上映

福島原発事故から間もなく5年。事故直後、取材をしていた映画監督の海南友子(かなともこ)さんが、現場の福島で自らの妊娠に気づいてから、出産までを描いたセルフドキュメンタリー「抱く{HUG}」(ハグ)の試写会が都内で行われた。 不妊治療を続け、諦めかけていた中で突然、知った自らの妊娠。うれしい気持ちの一方で、高い放射線の中で取材を続けたことへの後悔、そして、福島で出会った母たちの苦しみが自分のことにな […]

  • 2014年9月15日
  • 2021年4月21日

電気の自由化は名ばかり?原発費用は電気料金に上乗せで国民負担?<地球環境問題 原発の行方>

“原発特別扱い” 2016年から家庭向け電力が自由化され、消費者は自由に売り手を選べるようになり、電気料金の値下がりが期待されている。ところが、密かに再稼働、新設などを含め原発にかかる費用を電気料金に上乗せしようという計画が進められているという。 原発費用は国民負担? 政府と電力会社が独占的に決めてきた電気料金は、2016年以降、自由化されることが決まっているが、密かに“原発の特別扱い”が進んでい […]

  • 2014年9月1日
  • 2021年4月21日

地球環境問題、社会問題を歌う異色のアイドルグループ・制服向上委員会。結成22年目。ライブ、ボランティアを中心に活動

脱原発・いじめなどテーマは様々。新曲は「金目でしょっ!」 脱原発、地球環境問題をはじめ、憲法9条、いじめ、歩行喫煙など社会問題をテーマにした曲を多く歌い、全国各地でボランティアやライブ活動をしている異色のアイドルグループ・制服向上委員会(アイドルジャパンレコード)。福島原発事故後の2011年9月には、CDシングル「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を発表し話題を集めた。 アイドルだから、言いにくいことも言 […]

  • 2014年8月25日
  • 2021年4月21日

青森・大間原発の炉心から300メートルの民家・あさこはうす 母の代から反原発貫いて30年<自然の大切さを次世代に伝える>

反原発、地球環境問題を訴え続ける 津軽海峡に面する青森県・下北半島の北端で、建設中の大間原子力発電所(大間原発)の炉心からわずか300メートルにある唯一の民家があさこはうす(青森県下北郡大間町)。過去には地権者があさこはうすを含めた建設予定地の買収を拒んだことで、大間原発は建設地を移動せざる得なくなったこともある。母の代から30年、用地買収に応じなかったのは、「自然を壊したくない、失いたくない」と […]

  • 2014年5月12日
  • 2021年4月20日

「被ばく牛は原発事故の生きた証」「誰かを捨てて、蹴飛ばして、今の平和や繁栄がある。それでいいのか、問い続けたい」 福島県浪江町・希望の牧場 吉沢さん

2011年3月に起きた福島第一原発事故で、福島県浪江町をはじめとする警戒区域内の農家が牧場の放棄と家畜の殺処分を余儀なくされた。そんな中で330頭の牛を救ったのが「希望の牧場(福島県双葉郡)」の吉沢正巳さん(60歳)だ。国の全頭殺処分指示に従わず、そして、苦渋の中で自分の家畜を置き去りにせざる得なかった地元の同業者からも反発を買った。何が牛を救出する行動へと駆り立てたのか。 警戒区域内の家畜のほと […]

  • 2014年2月2日
  • 2021年4月20日

脱原発は世界の流れ。再生可能エネルギー普及に政治がリーダーシップを発揮すべきとき

国内は原発再稼働か、脱原発かの議論で揺れている。福島の原発事故以降、国内で急速に高まった原発の議論だが、2011年当時、原発新設の計画を進めていたのは世界では中国、インド、イラン、そして日本など少数だった。今も原発を新設しようとしている国は新興国や発展途上国が中心だ。 アメリカですら1979年、レベル5のスリーマイル島原子力発電所事故以来、地域住民から反対の声が強く、原発新設には慎重だった。そして […]