エコビレッジ国際会議TOKYOに1000人

地域再生や持続可能性テーマに講演など50プログラム




第4回エコビレッジ国際会議TOKYO(NPO法人ビーグッドカフェ主催、シキタ純代表理事)が5月28日から30日までの3日間、東京千代田区の城西国際大学で開かれ、3日間で延べ1000人が訪れた。

エコビレッジは、環境負荷の少ない持続可能な仕組みとコミュニティづくりを取り入れた新しい暮らし方として1960年ごろから世界各地で広がり始め、日本国内でも食の安全、エネルギー、地域再生などの側面から注目され、様々な取り組みが始まっている。

2006年から始まり4回目を迎える今回は、「地域とつながるリローカライゼーション」(都市の再生成と農山村のエコビレッジ化)をテーマに開催。低炭素型コミュニティ開発の成功事例や、都市再生、農山村地域再生など地域活性化型モデルの紹介に主眼を置き、講演会、ワークショップ、映画など多彩なプログラムが行われた。

中でも多く来場者に人気を集めたのが、国内のエコビレッジの事例紹介が行われた講演会。これまで活用されず荒廃していた森林を使って酪農を行い、乳製品や林産物といった自然産業の創出を試みている「那須・京丹後」や、天然芸術、空き家再生パフォーマンスに取り組む「大阪中崎町」。

また、地域の文化、歴史、芸術を活かし、地域主体の社会づくりを目指す「山梨八ヶ岳」や、古民家を再生・持続可能な村の開発を行っている「山梨・精進湖」、海のあるエコビレッジ大丈夫村「長崎県五島列島」などの取り組みを紹介した。

また、1968年に設立、現在2000人が暮らすインドの「オーロラビル」や、スウェーデンに本部を置く国際環境NGOナチュラルステップの「持続可能な社会」への取り組みなど海外事例の紹介や、建築家や街づくりの専門家らが「都市の再生」や持続可能な地域づくりをテーマに講演を行った。

参加した人からは「自分が住む街でも、エコビレッジを取り入れたいと思っている。多方面から意見が聞け、大いに参考になった」と話していた。

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歌手・加等登紀子さん 自ら携わる鴨川自然王国の
活動について講演



会議には多方面から多彩なメンバーが参加