『Beautiful Islands~ビューティフルアイランズ~』
全国で公開中。写真展やチケットプレゼント情報なども

気候変動をテーマに南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシシマレフ島の今を取り上げた
ドキュメント映画『Beautiful Islands~ビューティフルアイランズ~』が好評を博し、
放送や雑誌など各地マスコミに取り上げられている。チケットプレゼントもあるので要チェック。

また、年末からは自主映画の受付も開始する。

マスコミでの放送や掲載予定は、オフィシャルサイトで紹介する。http://www.beautiful-i.tv/

自主上映会のご相談、お申込みは、株式会社テレビ朝日サービス アド事業局
アドクリエイション部 担当・瀧本、佐藤 TEL 03-5786-7317



水没の危機に瀕すツバルに暮らす
人々の温かさ、笑顔を伝えたい

 海南友子監督と、写真家の遠藤秀一氏が対談


遠藤秀一 Syuichi Endo

写真家。大阪芸術大学卒。未分離デザイン研究所 代表取締役所長
NPO Tuvalu Overview代表理事 http://www.tuvalu-overview.tv/

海南友子 Tomoko Kana
映像作家。日本女子大学卒。元NHK/報道ディレクター。
2005年黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞、2007年サンダンスNHK国際映像作家賞 http://kanatomoko.jp/

温暖化によって水没の危機が迫る南太平洋の島国ツバル。7月10日公開を前に映画「Beautiful Islands(ビューティフルアイランズ)の海南友子(かな・ともこ)監督と、写真家の遠藤秀一氏によるトークショーが4月17日、東京・渋谷のアップルストア渋谷で開かれ、ツバルの現状について語りました。

−−−−海南
「1992年、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた地球サミットで、地球温暖化が進んでいることを知り、いつか映画化したいと構想を温めてきました。

将来、温暖化によって水没して消えると言われる、南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシマレフ島にスポットを当て、3年がかりで製作したのがBeautiful Islands(ビューティフルアイランズ)です。

今日、対談させていただく遠藤さんとの出会いは、ツバルを始めて訪れた1998年、現地での案内をお願いしたのがきっかけでした。遠藤さんはツバルに事務所を設けてられていて、日本のマスコミが取材する際も現地のコーディネートをされています。

南太平洋の小さな島国が水没の危機にさらされていることを、日本で多くの人が知っているのは、遠藤さんの存在がとても大きいと思います。また、遠藤さんはツバルの1万人の人たちの写真撮影、インタビューするプロジェクトにも取り組んでいらっしゃいます。

日本から遠い異国にたった一人で来て、こうした活動を行うのはたいへんだったと思います。どんな思いで遠藤さんは、このプロジェクトを始めようと思ったのですか」

−−−−遠藤
「私もツバルの存在を知ったのは、1992年の地球サミットでした。当時、私は1級建築士として大手ゼネコンで設計の仕事をしていました。バブルの真っただ中で、大型開発が目白押しの時代。

むしろ環境という面では逆を行くことをやっていたと思います(笑)。地球温暖化のことを知った時、人間の経済活動によって環境破壊が起きている、温暖化によって消えて無くなろうとしている国があるという事実を知り、いても立ってもいられなくなったのです。

実際にツバルを訪れてみると、そこで見たのは美しい海、豊かな自然の中で暮らす人々ののどかな生活でした。海に潜って捕まえた魚を食べ、ココナッツの実の中の水を飲んでそのおいしさを知ったとき、20代から30代に過ごした時間が急に空虚に感じられたのです。

先進国の経済発展の活動によって、小さな国が取り返しのつかないことになる。そこで、何かできないかと思い、ツバルの人たちの声を伝えていくことなら自分にもできるのではないか。それでツバルの人たち一人ひとりをインタビューして、撮影するプロジェクトを始めることにしたのです」

−−−−海南
「温暖化の被害はいろいろなところに出ています。アラスカのシマレフ島では、氷が溶け浸食が進んでいます。現地に暮らす人々は昔から狩猟生活を主体としてきましたが、狩りに行く時間が減り、食生活が大きく変化しています。

また、ツバルには今も電話がほとんどありません。だから、会話をするとき、人は直接、話すしかありません。『話す、集う、歌う』ツバルの人々はそうした時間を多くとり、その時間を大事にしています。家族全員で食卓を囲み、食事の前に必ず合唱します。

ツバルについては、マスコミでは温暖化の影響のセンセーショナルな一部分だけをクローズアップし、温かい人々の暮らし、笑顔溢れる日常があることは伝えません。だから、映画ではそういうところ伝えたいと思いました」


−−−−遠藤
「試写会で映画を見ましたが、フィルターがかかっていない、ツバルのリアルな姿が伝わっていると思いました。私と海南監督は伝える手段は違いますが、目指していることは同じだと思います。

環境問題というと大きすぎて何をやればいいのか分からないという人も多いと思いますが、自分ができることをやっていくこと、行動の一歩を踏み出すことが大事だと思います。そうした一人ひとりの小さな行動が、環境を守っていくことにつながります。

私の1万人プロジェクトもこれまでに1000人以上の取材を終えました。ホームページで公開していますが、メッセージが書き込めるようになっており、日本からもメッセージがたくさん届いています。自分のプロジェクトもあと5、6年で終わらせたいと思っています。

一人でも多くの人にツバルのことを知っていただければ、嬉しいです。映画もぜひ、見ていただきたいと思います。また、ツバルでエコツアーをやっています。興味のある方は、ぜひ、いらしてください」

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気候変動に揺れる3つの美しい島を
静かに大胆に描いたドキュメンタリー

「Beautiful Islands 」
ビューティフルアイランズ





沈みゆく島に生きる−−−−
ツバル、ベネチア、アラスカ 三つの島の、
ある日常。

この作品は、気候変動に揺れる三つの美しい島を見つめた作品です。南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシシマレフ島。気候も文化も異なる島でそれぞれに故郷を愛して生きる人々。撮影は、彼らの普通の暮らしに焦点を当てて、3年がかりで行われました。

絆を育む祭りや、長年受け継がれてきた伝統工芸、水辺のゆっくりとした暮らし。そのどれもが、気候変動によって失われてゆくものです。人々がもし、故郷の島を失うならば、長年育んできた固有の文化や歴史は死を迎えます。あえて余計なナレーションやBGMをそぎ落として完成させました。

波や風の音に耳をすませ、子どもたちの笑顔と旅する2時間の世界旅行。心を研ぎ澄まして内なる自分と向き合いながら見つめてほしいのです。本当に気候変動が起きた時、私たちが一体何を失うのか?を。(映画パンフレットより)